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当時アルバイトをしていたお店のカフェが、夜間営業をはじめる際にダーツを設置しはじめた事がきっかけで、「せっかくお店にあるからやろうか」と地元の同級生たちと一緒にダーツを始めました。

元々は、勤めていたお店の設置台がD-1だったのでD-CROWNのプロ資格を持っていたんです。

でも、もっと上を目指したいと考えていた時に、僕の地元の静岡の方達が多く出場していたPERFECTに魅力を感じ、「俺もそっちに挑戦してみようかな」とPERFECTのプロ試験を受験しました。

10代の頃、ダーツの動画を見ながら「どうせやるなら動画に出ている選手や、世界の方と戦えるようなレベルになりたい」という夢を持ったんですけど、その為にはまず日本一にならなければその夢は叶えられないので。

4年目？5年目？あんまり覚えていなくて…。以前、別のインタビューで4年目って答えちゃいました（笑）。D-CROWNのプロ資格を20歳になってすぐ取得したので、プロとしては6年目になります。

D-CROWN時代はスポンサー契約もなく、自費でエントリーしていたので、近場の大会にしか出場できなくて、もっと試合にも出たかったので「これじゃ、あまりレベルアップにならないな」と思っていました。

PERFECTへは、今年からツアー全戦周っています。お店のオーナーや、スタッフがバックアップしてくださっているおかげです。

最近は、ダーツの大会も増えてきて月に2回ぐらい大会があって、大会がない週末はイベントがあって―。大変ですけど、自分が選んだ道なので楽しんでいます。

３年前にお店をオープンして以来、周りの方々が応援してくださっている気持ちを強く感じるようになりました。

今思い返せば、プロとして活動し始めた20代前半の若い時から、周りの方々には優しくしてもらえていたんだなぁと思います。練習の時でも、立て続けに負けたりしたら泣いて帰っちゃったりする事が日常茶飯事で、当時は大変なご迷惑をおかけしていたなと思います。（笑）

PERFECT会場以外の場所でも、どんなに悔しくて負けた時でも怒ってすぐに（控室に）引いたりしないで、プロとしての自覚を持ってマナーを大切にできる選手になれたらと思います。

なんていうか、「無敵」の選手になりたいんですよね。試合での「無敵」も含まれるのですが、自分の事を嫌な風に思う敵がいない「無敵」にもなりたいです。もし、自分が非難を浴びるような事が起きても、周囲の人が自然と守ってやりたくなるような存在に。 もっともっと（自身の事を）好きになってもらえたら最高だなと思います。

言ってしまえば、プロとして活動している方は全てライバルだと思っています。

その中でも、地元静岡の選手には負けたくないです。というか、静岡の選手みんなで勝っていければいいなと思います。そして、それを先頭で引っ張っていきたいです。

※静岡県の主なPERFECTプロ：林尚樹プロ、式由里加プロなど

今年になって人生で初めて入賞できて、自分もすごく嬉しいですし、応援してくれている人が喜んでくれているのも嬉しいです。

これからも応援をよろしくお願いします。 とにかくもっと勝つので、ずっと見ていてください。

全部の試合勝ち進んでいって、年間優勝したい。

誰が見てもわかるような、すげーダーツをしたいです。自分を送り出してくれている方に恩返しをしたい。

ダーツは自分との戦いの面が強いので、自分の緊張に負けなかったら全部（狙ったエリアに）入れられると思うんですよ、完璧なダーツを。それをしたいです。全ての試合で。