LESSON

2016/4/19
ソフトダーツ教習所 vol.1「ダーツを構成するパーツ」

「ソフトダーツ教習所」では、ダーツをはじめたばかりのプレイヤー必見のダーツレッスンをお届けします!
もちろんベテランプレイヤーさんも復習として読んでみてくださいね。
第1回目は、「ダーツを構成するパーツについて」です。
1本のダーツは、主に4つのパーツが組み合わさってできています。
まずは各パーツの名称をしっかり覚えましょう。
画像のように、「ティップ」「バレル」「シャフト」「フライト」の4つのパーツを組み合わせてはじめて1本のダーツができあがります。
例外的にシャフトとフライトが一体型になっているグッズなどもありますが、破損時のコストやカスタマイズのし易さから、この4分割タイプが一般的です。

ここからは、各パーツをピックアップしてバリエーションの紹介とビギナーにおすすめの種類をレクチャーします!
1.ティップ
ティップとは、ダーツの的に刺さる部分のパーツの名称です。
主に、「ショート」と「ロング」の2種類があり、先端の長さが違います。

●ショートの特徴
先端が短いため、丈夫で耐久性に優れています。

●ロングの特徴【ビギナーにおすすめ!】
先端が長くしなるため、的に刺さりやすい。
2.バレル
バレルは、ダーツを投げるときに持つ部分で、最も重要なパーツです。
主に以下の3形状に分けられます。

●ストレート型
後ろから前にかけて同じ太さのバレル。

●トルピード型【ビギナーにおすすめ!】
後ろから前にかけて太くなっているバレル。

●砲弾型
トルピード型と同様、後ろから前にかけて太くなるが、全長が短いバレル。

はじめてバレルを買う人には、ダーツに力を伝えやすい「トルピード型」がおすすめ!
【POINT!】
バレルには、ダーツを投げやすくするために「刻み」と呼ばれる加工が施されています。
刻みには大まかに「シャークカット」と「リングカット」の2種類あり、それぞれダーツを持った感覚と指を離すときの感覚が違います。

●シャークカットの特徴
その名のとおりギザギザした刻みで、指にしっかり引っかかる感覚が特徴。
リリース時にしっかり指を離さないと失投することも…。

●リングカット【ビギナーにおすすめ!】
指にひっかかる感覚はシャークカットよりは小さい。「ダブルリングカット」「トリプルリングカット」…と、リングの数が増えるほど引っかかりが強くなります。
ビギナーには失投のリスクが少ないこちらがおすすめ!

他にもラフカットと呼ばれる浅めの刻みや、刻みの無いバレルなどもあります。
ショップに設置されている試投用ダーツなどで実際に投げてみて、自分に合ったバレルを見つけよう!
3.シャフト
シャフトには、ダーツ全体のバランス調整をする役割があります。
長ければ長いほどフライトの浮力を引き出し、安定した軌道でダーツを飛ばすことができます。

●EXショートの特徴
的をまっすぐ射貫くような力強い飛びが特徴。

●ショートの特徴
EXショートとミディアムの中間サイズ。

●インビトウィン(インビト)の特徴
ショートとミディアムの中間サイズ。

●ミディアムの特徴【ビギナーにおすすめ!】
シャフトを長くすることでフライトの浮力が増し、安定した軌道でダーツを飛ばせます。

まずは、長めのシャフトで力まずリラックスした状態で、ダーツに上手く力を伝えて投げる練習をしよう!
4.フライト
ダーツの飛び方を左右するフライトは、様々な形状の物が販売されています。

●スタンダートの特徴【ビギナーにおすすめ!】
最も面積が大きく、浮力を得やすい。安定した軌道で飛ばしやすい形状。

●ティアドロップ
スタンダードの安定感と、スリムのシャープな飛びを兼ね備えた形状。

●スリム
面積が小さく、シャープな軌道で飛ばしやすい。上級者向け。

●特殊型
ハート型など、個性的な形状のフライト。
5.ビギナーやダーツを飛ばす練習におすすめのセッティング
ティップ:ロング
バレル:トルピード型(リングカット)
シャフト:ミディアム
フライト:スタンダード

慣れてきたら、各パーツの特徴と自分のダーツの飛びを分析して、自分に合ったセッティングを見つけよう!

DARTful編集部=文・イラスト

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